危険な合成ポリマーが肌にフタをする。
合成ポリマーって何でしょう?
「合成界面活性剤」という強い界面活性剤の登場が、女性の肌を悩ましはじめました。そして、さらに追い打ちをかけるように『合成ポリマー』が誕生しました。
合成ポリマーでできた化粧品を肌に塗ると、皮膚の上に塗られた合成ポリマーの水分は徐々に蒸発し、薄い皮膜のようになります。
これは皮膚内部の水分を逃さないように、ビニールで皮膚を覆ったような状態(料理に使用するラップを張った状態)になるため、見た目はつるんとした美しい肌を手に入れた気がします。
この合成ポリマーを使うと、合成ポリマーの皮膜で皮膚は水分保持し、シワが一時的に消え、ハリがでて、肌はツヤツヤになったように見えます。(よくCMで見かけますね。)
しかし、一時的に膜で覆われた肌は、正常に皮脂を分泌できず、やがて皮脂の分泌が減り、水分のコントロールが出来ず一気に衰えていく可能性があります。
乾燥肌、敏感肌をつくる合成ポリマー。
さらに、この水溶性の合成ポリマーは、合成界面活性剤を助長し、皮膚のバリア機能をますます壊していきます。
合成ポリマーには、シリコン系ポリマーが多く、肌が異物と判断しにくいため、バリア機能が壊れたすきまからどんどん肌に浸透していきます。
保湿にいいように思えますが、実は、肌の本来持つ保湿機能を著しく損ない肌の劣化がどんどん進みます。そして、肌は、本来の保湿が失われ、敏感肌になっていくのです。
その先は、「インナードライ」や「敏感肌」の乾燥肌が進行し、外部からの刺激に過剰反応する肌になってしまいます。